初心者向け林業の始め方・植林編


はじめに


手軽さ:★(初期投資が必要なためあまりオススメしない)
汎用さ:★(農機が使いまわしできず同じことしかできない)
利益:★★(板材・家具と加工できるため利益はそこそこ)
まとめ:安定して稼げる畑が準備できたあとに始めることをおすすめする。


林業の始め方



林業を始める際、最初に植林が必要だ。

林業をするとき、木は真っすぐの方が売却価格が高く加工もしやすいのだが
植林した木は真っすぐに育つ。

土地に最初から生えている木は真っすぐではないことが多いため、
林業のときには植林がほとんど必須である。


植林の際は『林業機械』の『PL-75』に、『苗木』パレットを補充する。
modを導入していない場合、植林機は『PL-75』しかないため、必須の農機となる。

また『ポプラ』パレットを補充することもできるが、ポプラはウッドチップしか生産できない。
ウッドチップは売却のみ可能となり、板材への加工はできず利益がとても少ない。
加工する場合は必ず『苗木』を選択しよう。

なお『苗木』にもいくつか種類はあるが、『トウヒ』が扱いやすくオススメだ。


植林が終わったあとは、木が成長するまでしばらく待つ。
木の成長は作物に比べて時間がかかる。

この後に紹介する、伐採用の農機や運搬用の農機が必要になるため
待っている間に準備を進めてもよい。


成長がおわったあとは、木を『伐採』する。

伐採の農機にはいくつか種類があるが、小型の農機の場合だと木が大きく成長し過ぎてしまった場合に伐採できなくなってしまうため、
可能であれば『H21D』を準備することをおすすめする。


木の伐採は、ウッドハーベスター(伐採する農機の先端についている機械)の電源を入れて行う。

ウッドハーベスターを伐採する木の根元に近づけ、木を『切る』。
切った木を更に『切る』ことで、運搬しやすい大きさに切ることができる。

なお『切る』ときの長さを設定できるが、おすすめは『8m』か『5m』だ。
『8m』は最大の長さのため運搬の回数は少なくなるが、長すぎるため回収が大変だ。
『5m』はちょうど良い長さで回収がしやすい。


伐採したあとは、切り株を耕起(除去)する必要がある。
切り株は除去しないと残り続けてしまうため、伐採がおわった時点で除去をおすすめする。


切り株の耕起には、『林業機械』の『SF900』などを利用する。
トラクターの前方に着けて使う、切り株除去のための農機だ。


農機の電源を入れた状態で、切り株に近づけることで除去できる。
切り株の上から押しつぶすように近づけることで、少しずつ削って除去する。


伐採が終わったあとは、木を回収し『運搬』する。


運搬にも専用の農機が必要になる。
『林業機械』の『Komatsu 875』などを利用する。


伐採した木を運搬するため回収する。
木は重いため、2本ずつの回収をおすすめする。

転がってしまわないように、テンションベルトの外す・締めるを利用しながら回収していく。


木材の使い道



木材は製材所で板材に加工したり、
木工所で家具に加工することができる。


木は直接『家具』に加工するよりも、『板材』に加工したあとに板材を『家具』に加工したほうが
最終的な利益が大きくなるため、『板材』への加工をおすすめする。

『板材』の生産について ⇒ こちら
『家具』の生産について ⇒ こちら


以上が林業の始め方、植林編だ。
次回は生産した木材を『板材』や『家具』に加工する方法を解説する。